くるすのblog - ウェルカム・サンデー
今日は午後教会のウェルカムサンデーという集会がありました。この会の目的は、新来者や求道者を招いて教会員との交わりを深める ということで1996年に始まったのですが、最近は教会の時間構成などが変わり、新来者が中々出にくいのが残念です。でもいつも10人以内の少人数で和やかにお話ができるとても温かい会で、大事にしていきたいと思っています。あまり大勢だと新しいかたは入りにくいですよね♪
今日は常連さんが三人欠席でちょっと少ないけれど教会員で初めて参加された方がいました♪
そういうことで今日は「日本文学とキリスト教」シリーズで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と「グスコーブドリの伝記」の二作品を読みました。
宮沢賢治はクリスチャンではありませんが、キリスト教に深い理解を持っていたと思われる箇所が沢山出てきますし、そういう作品も多数あるのです。
賢治に限らず、日本の作家は詩人・歌人・小説家・いずれも多かれ少なかれ聖書をかなり読んでおり、中にはクリスチャンではないかと思わせるような人が大勢いるのでこの会ではいつも驚かされています。
今日の作品も「自己犠牲」というキリスト教の一つのテーマともいえることがそこここに見られ、銀河鉄道などはただのちょっとハイレベルな童話 くらいにしか思っていなかった私にとってはとても勉強になりました。
「グスコーブドリの伝記」は初めてでしたが、これも結末が自己犠牲ともいえるもので、中々感動的で賢治の科学的に優れた面も垣間見られて面白かったです。
帰りに母のところに写真と金柑の砂糖漬けしたものを少々持っていったら、今日はシネマの会で「サウンド・オブ・ミュージック」を観ているようだったので部屋に手紙を添えて置いてきた。その後5時ころ電話があって喜んでくれたのでよかったです♪