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くるすのblog - ひどい病院

ひどい病院

カテゴリ : 
家族
執筆 : 
kurusu 2012-10-1 13:20

母は天真爛漫な性格で、その性格が故にくるすは時々イライラさせられることがあったのですが、今日程母を【不憫に】思ったことはなかった。

午前中にICUから一般病棟に移ったというお知らせをもらった。よかった~と思い、ホームに寄り入院に必要なこまごました物をまとめ、ホームで服用していた薬などをもらって病院に行った。部屋は三階の8人部屋だった。それはいいのだ。最初から個室は希望していなかったし、すぐに退院できると思っていたので。しかし母の話を聞いて驚いた。

朝食はICUで食べ、病室に移ってから初めての昼食を食べたあとだったので、その様子を母が話してくれた。

看護師がきて何も言わず母を車椅子に乗せ廊下に連れ出した。廊下には何人もの患者さんが並んで座っていてそこに食事が運ばれた。何も言わずガチャンと置いて行くらしい。隣の人に話しかけても無言で反応なし。次々と機械的に食事を食べ.させるような感じだった。母は自分で食べたが、廊下に並んで食事なんて初めて! 誰も何も話をしない。(話せないのでしょうね)

食後部屋に帰った人もいるが帰らない人もいた。母は誰も話し相手が居ない中に置かれて早く部屋に帰りたかったので、通りかかる看護師に声をかけて「部屋に戻りたい」と何度もお願いしたが全く無視された。「もう悲しくなってしまったわ」と。

その話を聞いてくるすも「あんまりだ」と思った。それで個室や二人部屋なら部屋で食べられるのかどうか、今空いているか訊きに行った。勿論昼食時の状況も話し「何度か入院しているけれど廊下で食事なんて初めてなので」と少々強い口調で言った。
すると一人の看護師が(やっぱり~)という表情で「あ、嫌だったんだ~」と。そしてくるすに盛んに「理由」を話す。お部屋で食べると一日中ベッドから出ないことになるので食事の時に車椅子に座ってもらって食後もしばらく居てもらっているんですよ、と。「そうですか。それなら母に直接そのことをきちんと説明してくださいと言って一緒に母のところに行った。

看護師は上記のことを母に説明し、もしお部屋で食べたいならそうしてもいいんですよ、だた一人になってしまうけれど。ベッドの横で車椅子に座ってテレビ見ながらお食事しますか?と。
そう出来るのならその方が絶対にいい。そうしてもらうことにした。個室は一応見送った。くるすが意見しに行ってから看護師やヘルパーの母に対する態度が変わったような気がした。

大体この病院はイマドキの病院か?と思うこと多々。先ず病院着がない。パジャマ持参。その他お箸・スプーンも持参。

きっと母は94歳で痩せたおばあさんだから 何を言っても分からないだろうと思ったのだろう。そう思うところからしておかしい。どんなに重症な患者さんでも一人ひとり個々に人格を持った人なのです。一緒くたにする看護師やヘルパー、病院の教育がなっていない

その後テレビカードやイヤホン、水などを買ったりしてお喋りして帰宅した。母は全く正常のように話すが本人は少し違和感があるらしい。大きな口を開けて「あ・い・う・え・お」と筋肉を動かす練習を一人でしているらしい。またペンは持てるが筆圧がうまくコントロールできないので握ったり開いたりもやっている。

夜夫に話したら話しの途中で「もうその話はいい。明日、病院変えたいが転院できる病院の候補があるかホームにきいてみたらいい。最低な病院だね。」云々とすごくお怒り。
出来るだけ早く転院させるように明日かくるすは頑張る!

最後まで読んで下さってありがとうございますm(_ _)m

 

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