くるすのblog - 201509のエントリ
心房細動⑨9/28(月)ベプリコール
今日は新しいN先生の二回目の診察日。
11時半に心エコーの予約があった。
その後昼食をはさんで13時からの診察、という予定だったが、早く着いたため11時半には心エコーの検査が終わり、病院のレストランで食事を終えたら12時半ころに診察の呼び出しがあった。
今日も発作の起こり具合をカレンダーに記したものを見せた。
「こんなに頻繁に起こるんじゃ薬が効いているとは思えないね」と先生。
7月23日からプロノンという抗不整脈薬をのんでいるが、その後も相変わらず不整脈は出るし気分の悪い時も何回かあった。
今回からN先生に全面的にお願いすることにして、大学病院のほうはキャンセルすることにした。
N先生が同意してくだされば大学病院の方には手紙で断りを出すべく準備をしてあった。
どうしたらよいか色々と迷ったのですが、矢張り面と向かっては言いにくい。
かといって黙って止めるのもちょっと・・・という感じで、予約は電話でキャンセルして、W先生には手紙を書くことにした。
N先生はどうやら受けて下さるようだった。
プロノンが効かないので今度はベプリコールという薬を試してみることになった。
これは直ぐには効かないそうだ。
一週間くらい経ってから効いてくるそうだ。
取り敢えず四週間後の予約を入れ、薬も四週間分処方してくれた。
今回の薬:
エリキュース(抗凝固薬)
ベプリコール(抗不整脈薬)
メインテート(頻脈をおさえる薬)
パリエット(胃薬)
以上だった。
副作用が出なくて効いてくれるといいな~~
N先生は
「抗不整脈薬は20種類くらいあるので色々試してみましょう。
合う薬があればアブレーションはしなくてすむし、
薬がどうしてもだめだということになってからアブレーションを考えても少しも遅くはない。」
と仰った。
合う薬があるといいな~~
夜夫が弟に報告のメールをした。
そして前回と今回は車で病院までいったが、電車での行き方を色々と研究した。
これはくるすの記録のために書いています。
心房細動⑧9月14日(月)新しい先生
今日はかねてより知人から紹介されていた病院に夫と行きました。
これまでかかっていた大学病院は今のところまだ続けるということで、カテーテルアブレーションについての意見を伺うという目的だった。
整理してみると
・カテーテルアブレーションを受けるかどうかのアドヴァイス
・受けるならどこがいいか。受けないならこれまでの先生で続けてよいかどうか。
ということです。
今日のN先生は50代半ばの温厚な明るい先生だった。
紹介状に書いてあることを中心にいくつか質問があった。
のんでいる薬についても。
(紹介状は今かかっているW先生ではなく、最初に心房細動を発見してくださったクリニックの先生に書いていただきました。)
こちらからは発作が起きた時をカレンダーに表示したものや8月に購入した「携帯心電図計測器」で取った心電図のプリントを数枚見せた。
先生はどちらもきちんと見てくださり、看護師さんにスキャンをお願いした。
7月22日に抗不整脈薬のプロノンを処方されてから、一週間は発作(不整脈)が全くないが、その後出てきているので「薬が効いているとは言えないね」と仰った。
先生のお話の概要:
カテーテルアブレーションはリスクがあり、その割には治らない場合も多い。
タンボコールは副作用が出て中止したので、薬は今のプロノンしか試していないことになる。
抗不整脈薬はまだまだ沢山あるので色々と試してみる価値がある。
薬でどうしても不整脈を抑えることができなくて、症状も辛いということだったら、それからアブレーションを考えても遅くはない。急ぐことはない。
心房細動の発作が起きるたびに救急車で運ばれる人もいる。
もしアブレーションを受けることになったら○○先生という第一人者の先生を紹介できる。
「今私が安心してアブレーションをお願いできるのはこの先生だけです。」と断言された。
くるすが希望しているT大学病院も中々しっかりしていてよい、とも仰った。ここも紹介できるとも。
またアブレーションについて、
昔は直流の電気?でやっていたので本当に危険と隣り合わせだったのですが、今は高周波の電子レンジの電波のようなもので焼くのでずっとよくなっています。それでもリスクはありますが。
医学は日々進歩していますから、数年後にはもっとよい方法が出てくるかもしれません、とも言われた。
次回の診察の時に
「薬で抑えていくことにどういう困ったことや問題点があるかを具体的に話してください。」
と言われた。
うーん、困ったな~
くるすの場合救急車で運ばれるような酷い発作はない。
でも不整脈のときに出るこれまでの様々な症状を考えると、またいつそうなるか分からないという不安が常にある。
運動も外出も車の運転も控えている。
孫の保育園のお迎えやお預かりも心配で夫とやっている。
これまでのように思い切り生活ができるようになりたい。
治る方法があるのなら受けたい、治りたい、ただそれだけなのです。
約50分くらいの診察を終え、採血、心電図、レントゲン、の検査をして次回28日の心エコーと診察の予約をして帰りました。
こんなに丁寧に診ていただいて次の患者さんを待たせてしまったのではないかと心配でした。
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帰宅してから夜、夫は義弟に今日の報告のメールを送った。
そして色々話し合った。
今かかっているW先生は次回お薬をもらうまではこれまでどおりかかっていよう。
W先生はカテーテルアブレーションを以前勤務の病院で勉強し研鑽をつまれたようで、最初からアブレーションをしましょうというスタンスだった。
また「心房細動を薬で治していこうとは思っていない」とはっきりと言われたこともあった。
カテーテルアブレーションをやりたいのだろうという思いも見え隠れする。
今日のN先生はカテーテルアブレーションについては消極的だが、するなら日本一の先生を紹介できるという。(くるすの自宅からは少々遠いが。)
また抗不整脈薬をいろいろ試してみるのはどうか、とも。
色々考えて、今のW先生ではカテーテルアブレーションを受けるにしても経験が心配。
また薬を試してみるのはW先生の本意ではなさそうだ。
今日のN先生は、カテーテルアブレーションは急ぐことはないが、もし受けるのならよい先生を紹介できる。
またアブレーションを受けない場合でも薬を色々試してやってみてくださる。
ということを比較して、また28日の次回の診察のN先生のご意見をおききして、今後W先生よりN先生のもとで治療をしていったほうがよいのではないかというように思いました。
夫が言うには、
世の中には色々な障害や病気をかかえて生活している人が大勢いる。
年取るということは今まで使っていた機能が使えなくなったり不具合が出たりすること。
心房細動もその一つだと思う。
N先生の意見に従ってやってみたらどうか、と。
そうだな~~
もう少し考えてみよう。
これはくるすの記録のために書いています。
(今回くるすは9月になってからずっと体調が悪く食べられない日が続いていました。点滴も二回受けました。今日は朝まだ調子が悪く、電車で行くのが難しかったので夫が車で行ってくれました。感謝です。)